ことしも新聞広告スタート


例年の教学試験を終えて、基礎教学書の話題です。
みなさんは、もうご覧になりましたか。

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こちらは1月18日の岩手日報に掲載されました、基礎教学書の広告です。
総幹部会でも発表があったように、紙面の約半分を占めるカラー広告ですね。

岩手日報は昨年7月にも掲載があり、これで2度目です。
情報提供者よると、おなじ岩手県の地方紙胆江日日新聞(H29.1/18)
「三重タイムズ(H29.2/3)」にも、同規模の広告が掲載されたということです。

新聞広告が話題にのぼったのは、昨年夏でしたね。ここでは過去3回特集しました。


というわけで、きょうは『一国諌暁』のあゆみと新聞広告をプレイバック。
古参幹部のみなさん、出番ですよ〜!

第一弾・第二弾 国家諌暁まとめ


浅井会長の「諌暁書」が過去に二度出たのは、記憶に新しいですね。

H9/7 一国諌暁「帰依しなければ』H16 諌暁書表紙















左は平成9年、右は平成16年の、通称「諌暁書(かんぎょうしょ)」です。
それぞれ「日本国民に告ぐ!」「再び日本国民に告ぐ」との副題つきですね。

顕正会でいう「一国諌暁(または国家諌暁)」とは、
「日蓮大聖人を信じないと罰を受けるぞ!」と警告をうながすもので、幹部たちは、

「日本全土に浅井先生の名が轟(とどろ)いた」
全国民がこの諌暁書に震撼した」
「最終段階の戦いは始まった!」
「日本を救う歴史的重書」

などと口をそろえて、感激と興奮をあらわにしておりました。
なかでも平成9年は団体名を「冨士大石寺顕正会(通称)と改称し、
全国民に大聖人への帰依と国立戒壇建立を叫んだ、はじめての諌暁です。

なお、同宗派の日蓮正宗や創価学会への糾弾を主とする
「諌暁書」は内容の重複こそあれ、上掲の「諌暁書」とは別物です。
当時の熱狂ぶりは、今でも強烈な記憶として胸に焼きついています。

第一弾「日蓮大聖人に帰依しなければ…」


冨士H9/567表紙冨士H9/567/諌暁書広告1




















それでは、第一弾からふりかえりましょう。
冨士 平成9年5・6・7月合併号です。

「日蓮大聖人に帰依しなければ日本は必ず亡ぶ」
広告掲載直前の総幹部会において、会長は以下のごとくおっしゃいました。


このたび出来した重大なる諌暁書を、五十万顕正会の総力を挙げ、
日本国中の人々に発送してこれを見せしめ、
さらに七月十六日の立正安国論の日、
すべての新聞に一ページ大の広告を掲載して、
日蓮大聖人に帰依しなければ日本は滅びるということを、
全日本人に告げ知らしむる……これがすなわち、一国諌暁の全貌であります。


七月十六日にはすべての新聞に広告が掲載される。
もう少し具体的に云えば、朝日新聞を除くすべての
全国紙とブロック紙、および各地方紙において
その地域で最大部数を持つ新聞すべて、

それから夕刊においては「夕刊フジ」と「日刊現代」。
これらのことごとくにおいて、一ページ全面を使って、諌暁書の趣旨を、
極めて簡略に、目に焼きつくような形で掲載をいたします。(同号より



冨士H9/567/ 諌暁書広告6冨士H9/567/諌暁書全面広告




















会長は本書発刊における一国諌暁の意義を詳細に説明され、
大手新聞社をふくむ全国紙に7月16日付で全面広告を掲載する、と発表したのですね。
さらに次のようにご説明されました。

この表紙を見ただけで、どんな慢心の者にも、強烈なる逆縁下種となる。
「日蓮大聖人に帰依しなければ国が亡ぶ」と、
目に入っただけで、下種となるのです。 (中略)
表紙を見ただけでも強烈なる逆縁下種、
まして始めの十ページの序章には全体の大旨が述べられている。
これだけでも読めば、なお強き下種となる。(同号より)

 冨士H9年567月号 諌暁書広告7平成9年7月25日号 諌暁書新聞広告



















左が冨士 平成9年5・6・7月合併号、右が顕正新聞・平成9年7月25日号です。
全51紙にいっせいに全面広告が掲載、縮小版が顕正新聞や冨士にも紹介されましたね。

さらに浅井会長は当時の総理大臣・全政界関係者、あらゆる業界・団体の代表者に
諌暁書を送付したうえ、全顕正会員に一部200円での購入と大量配布を指示したのでした。


H9/567 諌暁書・送付先H9/567 諌暁書・会員配布


















どうか、それぞれ力に応じて、あるいは三十部、あるいは五十部、
あるいは百部、あるいは二百部と、自分の友人、知人、
会社の人々、学校の関係者、あるいは創価学会員、法華講員等、
じっくりと、今から考えてリストアップし、
七月十六日を期して、これを発送してほしいのであります。(同号より)


指示通りにしましたが、数百部では費用もバカになりません。
それでも広告さえ目に留まれば「顕正会」を知らない国民はいなくなる、
本書を読めば広宣流布は一気に進むのだ…と確信していました。

ふたたび「一国諌暁」の噂を聞いたのは、わたしが退会した後のことです。

第二弾「日蓮大聖人に背く日本は…」


平成16年5月5日号 総幹部会・第二弾諌暁書



顕正新聞・平成16年5月5日号です。
こんどは第二弾「日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ」
広告掲載がはじまった頃の、4月度総幹部会での講演ですね。

私は、全顕正会員が信心の力で配布する戦いが「地上戦」なら、
新聞広告は「空中戦」であると、前々から思っておりました。
全日本人の目に「日蓮大聖人」の御名を一時にふれさせ焼きつけるには、
新聞広告が最も効果的である。ゆえに今回こそさらに大規模にと思い、
(顕正新聞・平成16年5月5日より)


ところが、七年前のときとは事情が違うのです。
第一回のときは大新聞も地方新聞もこぞって載せてくれた。
しかし今回は何を恐れているのか、どの新聞社もみな腰が引け、
さまざまな難癖をつけては掲載を躊躇している。
(同号より)

H16/5/5 諌暁書広告










第一弾では、大手新聞社をふくむ多数の新聞広告が実現したのに対し、
第二弾ではどの新聞社にも拒絶された」と憤懣やるかたないご様子です。
そのなかで広告掲載を快くOKしたのが、次の地方紙でしたね。

さらに4月度総幹部会の会長講演では、


平成16年5月5日号 諌暁書広告:順縁広布











秋田魁(さきがけ)新報、茨城新聞、常陽新聞、
北日本新聞、
岐阜新聞、奈良新聞、山口新聞、
下野新聞、東奥日報、夕刊フジ、日刊ゲンダイ(同号より抜粋)

と、ご丁寧にも11社の名前、掲載日までが告知されています。

現在、組織幹部たちが連呼する「地上戦」「空中戦」という
浅井語録が生まれたのも、この第二弾出版の時でした。
第一弾の51紙から第二弾では11紙と掲載数はダウンしたものの、

「圧力に弱い書店や慢心している慢心している新聞社が、
どんなに冷たい態度をしようが眼中におかない。
そのようなものの力を借りるつもりはない。」

と悔しさを露わにするあたり、広告にかける心意気が伝わってきますね。
第一弾と同様、ここでも「一国諌暁の開始」を宣言しています。

しかし歴史的諌暁書の反響はどこへやら、この書がどれほど大量配布されようと
一般社会の人々は顕正会の存在も、浅井会長の名前もまるで知らないのが実情でした。

皮肉にも「冨士大石寺顕正会」の名を世に轟かせたのは
浅井会長の諌暁書などではなく、その前後に頻発した入会強要事件と
あいつぐ会員逮捕、関連施設への家宅捜索だったのは言うまでもありません。

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第三弾は…基礎教学書⁉︎



それでは、近年の広告掲載をめぐる動きはどうでしょうか。
平成28年夏、また冒頭でもお知らせしたように
平成29年1〜2月にかけて、基礎教学書の広告掲載が実施されました。

会長は今年の1月度総幹部会で、次のような講演をなさいました。

すでに一国諌暁、大規模の戦いは始まっているのであります。
この新聞広告は空中戦ですね。地上戦は広告のカラーコピーですね。
これは昨年の11月までにですね、600万部配布されました。
わたしはこれがとにかく今はまだ読まない、信心ないという者が多かろうとも
日本中すみずみまでですね、大聖人様の大恩徳をこれでもって知らせていきたいんです。

つまり、基礎教学書の広告によりすでに諌暁は始まっている、
この新聞広告とカラーコピー配布が「一国諌暁」だとおっしゃいます。
すでにツッコミ処満載ですが…。これ、変だと思いませんか。

思い起こせば、基礎教学書の発刊は平成27年。
はじめての広告掲載は平成28年、昨年の6月でしたね。

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「これは広告ではない。先生の折伏、一国諌暁そのものではないか。」
(第16隊長・平成28年7月度総幹部会)

ここまで大規模な諌暁が
展開されることに(第44区長・同年7月度総幹部会)

一国大諌暁の序文ともいうべき、
基礎教学書の新聞広告が開始されました。(婦人部副部長・同年合同支区集会) 

昨年の夏、幹部らは一連の広告を「一国諌暁」だと賞賛しました。
しかし前後の講演を振り返りますと、彼らの盛り上がりとは裏腹に、
浅井会長は「諌暁」だとは、ひと言もおっしゃらなかったのです。

会長が基礎教学書の地方紙掲載に言及したのは、昨年の7月度総幹部会です。
すでに掲載後の発表でしたが、それでもご自身の口から「諌暁」という言葉は
聞かれませんでした。つまり幹部だけが言っていた。これは不自然でしたね。

ご覧いただいたように、第一弾・第二弾では広告掲載日を待たずして
高らかに「一国諌暁の開始」を宣言されていたのに、です。

調査ミスでなければ、基礎教学書に関して「一国諌暁」を公言されたのは、
今年の1月度総幹部会(上掲)が初めてだと思います。本書発刊の平成27年に、
広告掲載が決まった平成28年に、なぜ浅井会長は「一国諌暁」を叫ばなかったのでしょうか?

今回は何を恐れているのか 

平成16年・4月度総幹部会の会長講演を再掲しました。
公言できなかったのは、それなりの事情があるからでしょう。

考えてみれば「日蓮大聖人に帰依しなければ…」「日蓮大聖人に背く日本は…」
これほどに衝撃的なフレーズもありません。日蓮大聖人の恩徳を全国民に本気で
知らせたいなら、これらを上回る意気込みと、強烈なインパクトが欲しいですよね。

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しかし、第一弾・第二弾の時とは、顕正会をとりまく情勢も変わりました。
ネットの批判記事閲覧による会員流出や、顕正会を危険団体として
監視する公安調査庁、微罪でも悪質勧誘を取り締まる公安警察の動きも看過できません。

そして、なにより会長ご自身に他者からの圧力に屈する心、
「一国諌暁」を叫ぶのもはばかられる、ごまかしの心があるのではないでしょうか。

おそらくあの広告は「諌暁」などという偉業ではなく販売のための宣伝、
売名行為に過ぎないのでしょう。一国救済にかける情熱はまるで感じません。
これで「広宣流布はもう近い」と言えるのでしょうか。踊らされる会員が歯がゆいですね。


基礎教学書の広告が変わった!?


きょうは顕正会の「諌暁」の歴史と、
新聞広告にまつわる浅井会長のご発言をお伝えしました。
長文におつき合いくださり、ありがとうございました。

最後に、なぞなぞを出して結びとします。
先月のTwitterで、わたしはこう呼びかけました。


その問いに答えてくださったのが冒頭の情報提供者さんですが、
正しくは岩手日日新聞ではなく岩手日報でした。お詫びして訂正いたします。

要するに「広告文の一部が改定された」そうなんですよ。
岩手日報以外でも、閲覧者さんより同様のご報告をいただきました。

向かって左側が今年の広告文(新)右側が去年の広告文(旧)です。
さあ……違いがわかりますか?


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ヒントは文末。
いちばん後ろから読むと見つかりますよ♪ 答えは次号で。







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