本線に戻りまして、昭和63年1月度総幹部会の話題です。
顕正新聞・昭和63年2月5日号をご覧いただきましょう。

 63/2/5 総幹部会












まず「総幹部会(そうかんぶかい)」って、なあに?という話ですが。
簡単にいえば、
月例の報告会&決起集会ですね。
参加資格は原則、班長以上の役職者に限られます。(組長以上との情報もあります。) 

そのおもな内容は、体験発表・活動報告・代表決意・浅井会長講演などですが、
たとえば折伏法戦後には「折伏成果発表」、御供養や教学試験の直前には「○月の前進」 
また、人事の改変後には「辞令授与」などと、月ごとにわずかな違いがあります。

場所は一般のホールを使用するのが恒例で、過去には板橋文化会館(東京都)、
最近では川口総合文化センター、
大宮ソニックシティ(ともに埼玉県)が多いですね。 

総幹部会は、その後全国でビデオ放映され、翌月の顕正新聞にも掲載されます。
一般会員は、この「総幹部会ビデオ放映」に参加し、
翌月はじめの顕正新聞を読んで、組織の活動指針を知るというわけです。

少なくとも、わたしの現役時代より変わらない月例集会ですが、
昭和63年1月の総幹部会、気になりますよね。先ほどの2月5日号から拾いましょう。

一、「体験発表」
二、「教学を学んで」
三、「初講義に参加して(南無日蓮大聖人)」
四、「教学試験報告」
五、「二月を迎えて」
六、「二月の前進」
七、「代表決意」
八、「浅井会長講演」
九、 東洋広布の歌 合唱

お約束の体験発表にはじまって、そうだ!この頃は「初講義」があったんでしたね。
おなじく、今は廃止された「御書講義」の年始版がいわゆる初講義なのですが、
こちらは平成元年のプレイバックで触れていきますね。

しかも顕正会歌は「東洋広布の歌」ですよ。懐かしい! 
・・・が、音源が見つかりません。お持ちのかた、いらっしゃいませんか。(涙) 

どんどん脱線しそうなんで、じゃんじゃん行きましょう。
昭和63年1月の総幹部会です。特筆すべきは会長講演でしょうか。

63/2/5 総幹部会講演
 当時一万二千の顕正会はいま十四万となり、
八年後にはいよいよ百万の大軍に
ならんとしている。
(中略)

されば御遺命守護の完結は、
一国広布の戦いの中にある。

そしてその鍵は、まさしく百万達成にある。
その百万まで、あと八年であります。

本年からはいよいよ加速度をつけて前進したい。
まず初陣の二月、目標を二千と定め、
これを大きく突破しようと思うが、
どうでしょうか。(大拍手)



浅井会長は、”100万人を平成8年までに”と断言されたのですね。

昭和63年「年頭の辞」でも申し上げたように、このとき会員数14万人に届いたばかり。
あと8年で100万人など、夢のようでした。

けれど浅井会長がおっしゃるなら「必ずできる!」と確信しましたよね。
さて8年後です。いったい、どうなったでしょうか。

H8/12/5 総幹部会明年50万

【おわび】

→画像にノイズが
入ってしまいました。
申し訳ありません。




この十・十一月の大折伏により、残りは一万八千八九三名。
もう明年六月五十万達成は大地を的として外れない。
この十・十一月法戦で、ついにこれが決定的となったのであります。
【顕正新聞・平成8年12月5日号より

ごめんなさい、読んでて吹き出してしまった。(笑)
みごとに破ってますよね、大聖人にお誓い申し上げたはずの誓願を。

いや、もしかするとお誓い申し上げたつもりはさらさらなく、
会長は理想論を語っただけかも知れません。でも、われわれは違いましたよね。
あれが大号令でなく誓願でなくて、何なのか。

つくづくウンザリな方もおありでしょうが、続きを読みましょう。 

残る法戦はあと4回、一切の油断を排してこの法戦に体をぶつけ、
明年六月、五十万法城が屹立したならば、まずこれを大聖人様に謹んで
ご報告申し上げ、その翌月、敢然と一国諌暁に立とうと私は決意しておりますが、
皆さん、どうでしょうか。(大拍手)
【顕正新聞・平成8年12月5日号より

冨士387号 H9/567/表紙冨士387号 H9/567/総幹部会
















変わりまして、こちらは冨士387号・平成9年5・6・7月合併号です。
おおっ、表紙がカラーですね!

師匠こそ油断と隙だらけだろ!と言いたいですが、予告どおり(やっと)50万人を達成しました。
「新春座談会」のページでも述べたように、翌月の一国諌暁も実行されましたね。

それにしても100万が無理なら、50万人かい!(笑) 
大風呂敷をひろげては破り、なに食わぬそぶりでミニハンカチにすり替える
マジックのような話術。「うまい!」としか言いようがないですね。(涙)

27/9/25 男子部大会「最終段階」では、現在の様子はどうでしょうか。
ご参考までに、顕正新聞・平成26年9月25日号を掲載します。
右は、おととしの男子部大会の会長講演ですね。

現役活動家のみなさん、お気づきでしょうか。
「2020年代こそ広布の決戦場」
「今がギリギリの広布最終段階」 も、同じトリックよ♪

かつては浅井会長の誓った300万、1000万人の大局を
信じておりましたが、
過去の約束は反古(ほご)にされ、
下方修正されたのも知らず、愚直に、クソ真面目に戦ったものです。

それでも紙面には相変わらず、

「大聖人お待ち遊ばす大法戦場」
「御馬前の大法戦場に到達」
「広布の最終段階」「いよいよ最終局面」との文字が踊っていましたから、
広宣流布はもう近い、顕正会は確実に前進している…と信じていました。

死語もありますけど(笑)浅井会長の「最終法戦場」ことしで何度目でしょうか。

改装閉店セール

まるで「閉店セール」と謳いながら
なかなか閉店しない、紳士服店のようだ(笑) 

今度こそ、ほんとうに「最終」なのか、
”2019年までに200万”に、
すべてを賭けていいのか?
疑ってみてもよさそうですね。


残念ながら現役時代には、この矛盾を見抜くことができませんでした。
みなさんは「あれだけ指導を熟読してるのに、どうして気づかないの?」
と、不思議に思われるでしょうね。

きょうは、昭和63年1月度・総幹部会の会長講演を中心にお送りしました。
会長の発言には顕正会の濃厚なエキスがたっぷり含まれているうえ、
班長以上の幹部経験者にとっては、イヤでも記憶にのこる集会ですよね。

さて、次回は【コラム顕正会】。
キーワードは「確証バイアス」です。
心理学のチカラで、
不思議な会員の深層心理にせまって…いけるかな?