2ヶ月ぶりの【コラム顕正会】です。
【コラム顕正会】では、顕正会にハマってしまう心理や、
浅井会長の話術にひそむトリックを読み解いております。

「顕正会のどこがそんなに魅力なの?」と不思議でたまらない人も
いらっしゃるでしょう。はたから見ると矛盾だらけなのに、
その心理は、どうにも理解しがたいものがありますよね。

それには、活動家なりの理由があるんです。
題して「腐ったニンジンの方程式」(注:ミカンではありません)
あなたを、顕正会の甘くて危険な世界へとご案内いたします。

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心をつなぎとめる「魔法のコトバ」


「魔法のコトバ」とは、すなわち浅井会長の話術なわけですが。
そこには活動家を歓喜させ、奮い立たせる言葉が詰まっています。

その言葉とは…ズバリ「最終段階」

なぜ奮い立っちゃうのか、理由は後半でご説明いたします。
この言葉がどれほど多用されてきたか、顕正新聞より抜粋しましょう。

「国立戒壇建立への最終段階の戦いに突入」(平成9年9月5日号)
「広宣流布は最終段階に突入した」(平成12年1月5日号)
「広宣流布の、最終段階の中の最終段階に突入」(平成19年1月5日号)
広布最終段階の直線コースを迎えて」(平成23年2月5日号) 
ギリギリの最終段階の戦いが、まさに今なのであります。」(平成25年9月5日号)
「もうすでに広宣流布は最終段階です。」(平成28年9月5日号)

おなじニュアンスの言葉たちも、ご紹介しましょうね。

「大聖人様のお待ち遊ばす大法戦場(中略)
 ゆえに御馬前の戦いというのであります。」(平成9年9月5日号)
御馬前の戦いとはこれである。」(平成11年1月5日号)
「大聖人御馬前の大法戦場に到達した」(平成15年12月15・25日号) 
御照覧直下の戦い」
大聖人御馬前の法戦場に到達したのである。」平成16年1月5日号)
「二〇二〇年代こそ、広宣流布の決戦場であります。」平成25年4月5日号)

「御馬前(ごばぜん)」とは「将軍様の御馬前」というように、
 ”地位の高い者のすぐ近く”を意味する謙譲語のようです。
浅井会長は、いわゆる「侍(さむらい)ことば」を好んで使いますよね。

また、最近よく聞かれるのがこのフレーズでしょうか。

「『もう広宣流布は甚だ近い』との確信を抱いた」(平成19年11月25日号)
「すでに広宣流布甚だ近しをお教えくだされている。」(平成20年1月5日号)
「日本に残された時間が少ない」(平成9年9月5日号)
「日本に残された時間は少ない。」(平成25年1月5日号)

「広宣流布は、もう近いんです。
わたくしはこれを言葉として簡単に言うのではなく、
ほんとうに広宣流布は間近に迫っている(平成28年9月25日・九州大会)

「そして今、この順縁広布の時が、ついに到来したのであります。
広宣流布は、甚(はなは)だ近い」(平成29年4月9日・中部大会)

あらゆる表現を駆使して「広宣流布は眼前」であり、
「これが最終戦」だと強調する。これが会長の昔からのやり方ですね。


今でしょ


永遠に食べられないニンジン?


「御馬前」つながりで、馬の好きな食べ物の話です。
なぜ、顕正会員は「魔法のコトバ」に心を奪われるのか?

それは「鼻先にぶら下げられたニンジン」だからです。
この表現は、馬の好物を鼻先に下げると速く走ることから、
やる気を起こさせる金品やご褒美に例えられますね。

実際に、馬にやったことはありませんが(笑)
顕正会活動家には空腹時の馬のように、目の前の餌を追いかけ
走破せずにはいられない、悲しき習性があるのです。

活動家は、超ポジティブ思考です。
「このニンジンレースを制覇すれば幸せが待っている!」
と強くイメージして、一直線に走り続けるのですね。

ところが、ニンジンが腐っていたらどうします?
多くはそれに気づかず、腐敗臭がしても夢中で追いつづけるでしょう。

なぜなら、そのニンジンは「最終」だからです。
食べられるのは選ばれた会員だけ。残り一本のラストチャンスなんですよ。

さすがに、いつまでも空腹では倒れてしまいますね。
そこで浅井会長は「広宣流布」という壮大なゴールを見据えて
今から3年前、「200万人達成」という小さな中継所をもうけました。

このペースでいけば来年、顕正会は200万人を突破します。
未来の一国広布までは遠くても、あと数年…そして1年。
短期目標に向かって、ラストスパートを命じました。

ところが顕正会牧場では、どんなに揺れるニンジンを追っても
走ったぶんだけ遠ざかり、自身の幸せも遠のくという無限ループに陥ってしまいます。
そうして5年10年20年と、明るい未来とは裏腹に疲労が蓄積していきます。

「最終段階」とは、折れそうな活動家の心をつなぎとめる大きなニンジンです。
浅井さんが「あと少しだよ」「これで最後だよ」
偽りの鞭(むち)を打つかぎり、彼らは走ることをやめられないのです。


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「広宣流布が近い」と信じる理由


最後に心理学者・碓井真史さんのコラムをご紹介しましょう。
大規模なイギリスの高層マンション火災によせた解説です。


多くの住人が犠牲となる、痛ましい火災でした。
わたしは顕正会で熱狂的に活動する人の心理と、ひじょうに似通っているなあと感じました。
 
つまり、顕正会員が「最終段階」「広宣流布は甚だ近い」等という言葉を
信じてしまうのも、それだけ心理的に差し迫った状況だといえるのです。

浅井会長の話術は、「すべては日蓮大聖人の御予言だ」として
つねに天変地異や世界戦争という、危機的状況を作り上げています。

さらに勧誘数の過酷なノルマのせいで、健康や家庭・仕事や財産など、
私生活の多くを犠牲にしています。信頼や人間関係の多くをうしない、
気がつくと組織活動から抜け出せない、深刻な中毒症状に陥っているのです。

切迫した不安と、慢性的な飢餓状態にある活動家たちは、
心の底では「はやく解放されたい」と願っています。「最終段階」と聞くと、
「これで苦痛から解放される」との安堵から、かえって馬鹿力を発揮してしまうんですね。

それは正常な現状把握ができず、地上へ飛び降りる行為に似ています。
浅井さんの「魔法のコトバ」は、そんな活動家の心理をうまく突いています。
彼らが救いたいのは日本国民ではなく、ほんとうは自分自身なのかもしれませんね。

注意したいのは「あなたは騙されているよ」とダイレクトに伝えても
ほぼ効果がなく、マインドコントロールが深ければ深いほど、
「トリックなどありえない」「自分の意思で信じている」と思いこんでいることです。

実現不可能な目標を信じて、彼らが妄想めいた事を口にしても
「バカだなあ」などと一蹴せず、「追い詰められて自分を見失っている」
「本人が自覚する以上に苦しいのだ」と、一歩引いて解釈することが大切ですね。

きょうは、顕正会の甘くて危険な世界をご紹介しました。
関連記事として以下のサイトをお勧めします。ぜひ、ご一読ください。

冨士大石寺顕正会向上委員会「浅井会長の妄想シナリオ」

巌虎独白「最終段階説の撤回を求む」