前回とおなじく、近畿大会・浅井会長講演のテープ起こしです。
きょうお送りするのは、残り25分間の《後編》ですね。

はじめての方は、こちらもご覧ください↓

【顕正会♡なう】近畿大会・浅井会長講演《前編》 

それでは、続きをどうぞ。

<近畿大会・浅井会長講演>
《後編》

つぎに「国を根底からお救いくださる」とはどういうことかといえば、
国家の興亡盛衰の根本は、仏法にあるんです。
ゆえに、もし日本一同が、日蓮大聖人が留め置かれた
本門戒壇の大御本尊を信じて国立戒壇を建立すれば、
国を危うくする内乱や他国侵逼は、自然と消滅する。
そして国の安きこと、盤石(ばんじゃく)のごとくなるんですね。
だが、もし国じゅうが日蓮大聖人に背くならば、
仏法を守護する諸天善神は、その国土を捨て去る。
そのとき天変地夭は盛んになり、ついには他国から侵略を受けるのであります。
この原理は、大聖人様が教えてくださった原理は、空理空論ではない。
実証をともなってんです。
大聖人様が国家をお諌めになったこと、三たびの諌暁、三回ですね。
第一回が立正安国論をもってのご諌暁、第二回は竜の口の大法難のとき、
逮捕に来た幕府の最高実力者・平左衛門に対し、
「他国侵逼は必ず来たる。」ということを強々(つよづよ)と
仰せになられた。これが第二回の諌暁。
そして第三度は、佐渡からお帰りになった直後、
鎌倉幕府の殿中にですね、幕府が招いたんです。
「来ていただきたい。」と。
その殿中において平左衛門と対面したとき、平左衛門もです、
おそらく北条時宗から申しつかったと思われるんですが、
「蒙古はいつごろ攻めてくるでありましょうか?」
と、こういう質問をした。その時に大聖人様はお答えになって、
「よも今年は過ごし候はず(撰時抄※注1
よも今年は過ごし候はじ、今年を過ぎることはないであろう、
「今年じゅうに必ず蒙古が来る。」と断言をあそばしたんです。
このご断言寸分もたがわず、その年の秋10月、
大蒙古の大船団が日本に押し寄せたのであります。
以上、三たびのご予言は海外情勢などを大聖人様が耳にして
推測なさった、そんなもんじゃ全くありません。
まさに大聖人様が諸天に申しつける、絶大威徳まします
御本仏なるがゆえに、よくなしうるご予言なのであります。
そして、これこそ大慈大悲なんですね。
凡夫というのは目の前の災難は恐れても、
死後の無間地獄の大苦は恐れないんですよ。遠い先のことは。
だが、三世を見通される大聖人様の御眼(おんめ)から見れば、
もっとも不憫なのはですね、現世はわずか数十年ですが、
死んだ先の死後の無間地獄はどれぐらい長く続くかわからない。
その大苦をご存知の大聖人様は、それこそ最も不憫なことであると。
いま日本国じゅうがですね、邪宗の坊主に扇動されて大聖人様を憎み、
そして御本尊をあなずっては悪口を言っている。
この罪障によって、日本国じゅう一人残らず無間地獄に堕ちる。
なんとかしてこれを改悔せしめたい、それがじつはこの大蒙古の攻め、
他国侵逼の大現象によって、みんながですね、
なんと罰の恐ろしいことか、現身に気がつけば、
死んだのち先の無間地獄の大苦をのがれることができるじゃないですか。
ゆえに王舎城事(おうしゃじょうのこと)という御書には、
こう仰せになっておられる。
「法華経の敵(かたき)となりし人をば梵天・帝釈・日月・四天」
諸天善神ですね。「罰し給いて、皆人に見懲りさせ給へと申しつけて候」
大聖人様が、いま日本国じゅうの法華経を敵とする、
大聖人様を敵とする人たちをですね、地獄に堕ちたら可哀想だから、
「諸天善神よ、これらの人を見懲りさせ給え。」
これが、他国侵逼の大難ってことです。
「日蓮法華経の行者にてあるなしは是れにて御覧あるべし」
そのことが事実になるかならないか、この証拠を見て大聖人様を信ぜよ、
とまでおっしゃっておられる。
乃至(ないし)あへて憎みては申さず、」これは憎んで言うのではない。
「大慈大悲の力、無間地獄の大苦を今生に消さしめんとなり」
無間地獄の将来の大苦を今生のうちに改悔せしめて消させよう、
ということなのである。
また佐渡御書には、
「現世に言いおく言葉の違(たが)わらざんをもて、
後生の疑いをなすべからず」
現世に予言したことがその通りになった、この事実を見てですね、
死んだ後のことも疑ってはいけない。
無間地獄は恐ろしい、しっかりとした信心をせよ、ということを
仰せになっておられる。
日寛上人は、この佐渡御書の御文を拝して、こう仰せられている。
「三度の兼知(けんち)」予言のことですね。
「三度の兼知、毫末(ごうまつ)も差(たが)わず」
「毫末」というのは、毛筋(けすじ)ばかりも違わない。
豈(あに)大聖人に非(あら)ずや
三世を知るかたを、聖人(しょうにん)というんです。
その中でも日蓮大聖人の御予言というのは、
まさに誰人もなし得なかった御予言だから、ふつうの聖人ではない。
大聖人だとおっしゃっている。
「豈(あに)大聖人に非(あら)ずや。佐渡御書に云は(いわ)く、
『現世に言いおく言葉の違(たが)わらざんをもて、
後生の疑いをなすべからず』と。
此(ここ)において、暫時(ざんじ)筆を閣(お)いて
紅涙(こうるい)白紙に点ず(撰時抄愚記※注2)」
この佐渡御書のですね、
「現世に言いおく言葉の違(たが)わらざんをもて、
後生の疑いをなすべからず」
この大聖人のお言葉を拝して、日寛上人はですね、
暫時筆を置いて、紅涙、紅(くれない)の涙がですね、
白紙に点々と落ちると。泣いておられるわけであります。



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※画像はイメージです


さて、大聖人様は撰時抄に、この大蒙古の攻めを
「前代未聞の大闘諍」と仰せられているけど、当時の大蒙古国は
ユーラシア大陸のほぼ全域を侵略しちゃったんですよ。
今のロシアの極東部分から、なんと西のほうをですね、
えー、地中海まで一帯、ヨーロッパを全部総なめですね。
そこまでの広大な侵略、これは空前絶後ですね。13世紀の大蒙古。
その後において、これだけの広大な領土を侵略した帝王はないですよ。
ナポレオンでも、ヒトラーでも、到底かなわない。
それだけの大帝国が13世紀に出現したっていうのは、
これも、御本仏の御出現のときにはそれに呼応してですね、
やはり諸天の働きによって空前絶後の大帝国ができるわけであります。
この蒙古がですね、日本にその侵略の矛先を向けてきた。
だから、まさしく「前代未聞の大闘諍」なのであります。
日本は滅んで当然であった。なぜ滅びなかったのか。
それは大聖人様が諸天に申しつけて、冥々(みょうみょう)のうちに
守護くだされたからであります。
ですから二度の襲来を見ても、ごらんなさい。
二度が二度とも日本に大恐怖を与えただけで、台風をきっかけに
全部引き揚げちゃってんです。こんな不思議な侵略もないんですね。
すべては日蓮大聖人の御化導のなかでの大闘諍、大侵略なのであります。
そして日本国一同はですね、この大恐怖のなかに日蓮大聖人の御名(みな)、
御名前(おんなまえ)と「南無妙法蓮華経」を深く命に刻んで、
未来に仏になるべき種を植えていただいた。
これが、大聖人御在世における逆縁広宣流布の御化導なのであります。
そして「前代未聞の大闘諍」は、日本一同が「南無妙法蓮華経」
と唱えるにいたる、順縁広布のときにも起こるんですね。
わたくしは以前から、第一次世界大戦も第二次世界大戦も、
まだ前代未聞の大闘諍ではない、ということを言い続けてまいりました。
しかし今、人類はついに核兵器を用いて戦争する時代を迎えた。
もし核兵器使用の第三次世界大戦が起きたら、人類は絶滅するんですね。
まさしく第三次世界大戦こそ、大聖人御予言の「前代未聞の大闘諍」であります。
そしてこれも、また仏法から事起きてんです。
大聖人御入滅より、すでに700有余年です。
しかし、未だに日本国は日蓮大聖人に背き続けている。
そのなかでも、最も重大な違背は何か。
一国を諌めるべき正系門家の違背ですよ。
日蓮大聖人の御心のままに、一国を諌めなきゃいかん
その正系門家が、大聖人様に背いちゃったんです。
宗門は、御本仏の唯一の御遺命たる国立戒壇を抛(なげう)ち、
学会は、大聖人出世の御本懐たる本門戒壇の大御本尊を棄ててしまった。
これが、第六天の魔王の働きっていうんですね。
あり得(う)ることはない、ありえない事が起きたんですね。
みんなわかんなくなってしまって、そのように仏法に迷って
大聖人様に背いてしまった。
加えて、今の日本の政治を見れば、安倍政権は御本仏を無視して
神の国を作らんとしている。明治国憲法に戻そうとしてるんですね。
そして、この政権に学会・公明党は、手を結んで協力をしている。
仏法守護の諸天善神、どうして怒りをなさぬ道理がありましょうか。
ここに今、日本の亡国につながる
世界の大地殻変動が起きてきたのであります。
この地殻変動、一言(いちごん)でいえばこういうことです。
「アメリカの衰退、中国の台頭」
こういうことですね。これまで世界はアメリカの一極支配により、
アメリカの強大な経済力と軍事力、それで一極支配ができていた。
そのことによって、それなりに秩序が保たれてきたんです。
このアメリカの圧倒的な軍事力に対して、中国は通常兵器ではかなわない。
しかし、核兵器を持てば対抗できるんだ、ということでですね、
国を挙げて核兵器の開発にはげんできた。
その結果、ついに一昨年、男子部の5万人大会が行われた年でありまするが、
一昨年、米国全土を攻撃しうる核ミサイル・東風(とうふう)41と、
潜水艦から発射する、やはり核弾頭ミサイル・巨浪(きょろう)2を
完成させたんですね。先制攻撃で東風41、
そしてアメリカの攻撃に対してこんどは報復する、
これが潜水艦から発射する巨浪2、これでもってアメリカはついにですね、
中国と全面対決することができなくなってしまった。
さらに中国は昨年来、南シナ海の軍事基地化を急速に進めております。
これが完成すれば、南シナ海は中国の領海となって、
米国海軍も入ってくることができなくなる。
中国の国家目標ってのは、以前から決まっておりますね。
アメリカを太平洋から駆逐して、おん出して、アジアに君臨する
大中華帝国を築く、これが1949年の中華人民共和国の
建国以来の国家目標ですよ。
いま徐々に、アメリカは太平洋から駆逐されつつある。
この中国と今、手を結んでいるのがロシアであります。
ロシアはウクライナ問題で欧米から経済制裁を受けて、
これを主導しているアメリカに対して、強い憎しみを持っております。
そして、このロシアはですね、また核大国ですよね。
現在世界でもってですね、保有されている核兵器の数がどれほどあるか。
全体で15,000発、そのうち第1位がアメリカで7,300発、
第二位がロシアなんですね。これ7,000発です。
中国は260発、数こそ少ないけど、先ほど申しました東風41、
巨浪2という、この高性能の米国本土を壊滅せしむる、
高性能の核兵器がある。


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そして、この中国とロシアがもし軍事同盟を結んで
アメリカと対抗したならば、もうアメリカは敵しがたいんです。
このように、いま世界が中心を失ってはけんこう(※注3)がなくなって、
とうとう世界はですね、混乱の戦国時代にいま入りつつあるんですね。
今年に入ってからの世界の激動、まことに急テンポでしょう。
見てごらんなさい。6月に英国がEUから離脱した。
これ、誰も想像できなかった。誰も予想してなかった。
突如、英国が離脱した。これでいよいよ、EUの分裂が始まってきたんです。
これも、世界不安の大きな材料ですね。
同じく6月、それまでアメリカに協力的だった
フィリピン・ドゥテルテ大統領が就任するや、
一気に反米・親中・親ロに転じてしまった。
いままでフィリピンはですね、アメリカ主導でもって
中国包囲網ができておったんですね。
アメリカ、日本、そして南のフィリピン、えー、それからインドと、
こういう「ダイヤモンド」と名付けるですね、中国包囲網、
それが中国を立ちふさがっておったんですね。中国の前に。
その大事なところに位置しているフィリピンが突如ですね、
今までは親米であったのに反米、そして親ロ、えー、
親中・親ロということに方向転換をしてしまったんですね。
そしで、ドゥテルテ大統領はですよ、
「経済的にも軍事的にもアメリカと訣別する。」なんていう
激しいことまで宣言したんですよ。
それからもうひとつ、となりの韓国は、パク政権がもう
事実上の崩壊ですね。政治的大混乱に陥っております。
北朝鮮と、その背後にひかえている中国は、いつ動き出してもおかしくない。
朝鮮半島が、もし中国の支配下におちいったとき、
日本の安全保障は重大な危機をむかえる。
日清戦争、日露戦争も朝鮮半島がゴチャゴチャして、
清国(しんこく)に支配されたり、ロシアに支配されたり、
そのことによって日清戦争が起き、日露戦争が起きている。
まさに朝鮮半島の動向は、日本の運命に関わってんですね。
さらにロシアは、北方領土の国後(くなしり)択捉(えとろふ)、
この二つの島に最新鋭のミサイルシステムをです、配備しました。
これを11月22日に発表しましたね。これによって旭川や帯広をふくむ
北海道の東半分、真っ二つですね。
それが、ロシアの攻撃圏内に収まってしまった。
そして、何よりも日本にとって重大なことは、
この11月、アメリカの次期大統領にトランプ氏が選ばれたことですね。
彼は「アメリカファースト」これを、繰り返し繰り返し言ってる。
要するにアメリカの利益第一である、自分はよその国のことなんかは考えない。
アメリカの利益第一、アメリカの失業者を無くすんだ、
この事だけを第一にする、ということを言って当選したんですよ。
そして言ってることは、「在日米軍の費用は日本が全額負担せよ、
さもなければ、米軍をただちに日本から引き揚げる。」
まことに激しいことを明言しております。
このようなアメリカが、いざという時に日本を守るはずがないんです。
いいですか。日本は敗戦後、アメリカが与えた憲法によって
戦争を放棄した。交戦権も否認しました。
そして武力はいっさい持ちません、こういう事になっちゃった。
その代わり、アメリカが守ってやるという事で、
日米安保条約ができたんでしょう。
日本はアメリカに依存しなければ存立し得ない、
そういう国になっちゃってんですよ。
アメリカに守ってもらわなければ、存立できないんです。
そのアメリカが今、頼れなくなっちゃったんです。
日本の柱でなくなってしまったんです。
これほど大きな地殻変動が、ありましょうか。
まことに激動のテンポが早い。
わたくしはこの、今の世界の激動のテンポを見て、
まさに「広宣流布が近いからなんだ。」ということを
深く思っております。

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 今の日本の置かれた姿、あっという間にですね、
「自惟孤露、無復恃怙(じゆいころ、むぶじこ)」になった。
寿量品には、こういう経文があるでしょう。
「自惟孤露 ・無復恃怙… 自(みずか)ら惟(おもんみ)みるに
復(また)恃怙(じこ)無し」
っていうんですね。
つらつら考えてみるにですね、周りを見渡せば、
頼るべきものがなんにも無くなっちゃう、なくなっちゃった。
自分は孤独である、それが自惟孤露、無復恃怙っていうんですね。
今の日本の姿はまさしく、そうなってきたんです。
やがて、核を用いた凄惨な第三次世界大戦が始まる。
アメリカは、自国を守るだけに専念する。
孤立した日本、守るすべのない日本はどうなるのか。
このとき中国は、この日本に襲いかかってくる。
このとき、日本は滅亡せざるを得ないんです。
だが、大聖人様の大慈大悲は無限ですね。
大聖人様は、じつにこの時のためにです、この時のために
本門戒壇の大御本尊を、日本国に留め置き下されたのであります。
このことは新尼抄を拝すれば、よーくわかりますね。
新尼抄の仰せは御在世であると同時に、広宣流布前夜の
「自惟孤露」の日本の姿を、お説き下されているわけであります。
いいですか。
「諸天怒りをなし、乃至、大地は波のごとく躍(をど)らむ(※注4)」
これはどういうことか。
諸天の怒りによって、まず大地震が連発するっていうんです。
いまの姿です。つぎに、
「一閻浮提の人々各々甲冑をきて刀杖(きゅうじょう)を
手ににぎらん時」
世界各国に疑心暗鬼と怒りが渦巻いて、
各国が核兵器を保有するとき、ってことですね。
いま米・英・仏・ロ・中の五大国、これが公然と持っておる。
その他にですね、インド・パキスタン・イスラエル・
そして北朝鮮の4カ国、合わせて9カ国が核兵器を持っておりますが、
やがて、中東のほとんどの国が持ちます。
次々に、世界の各国が持つようになる。
これがですね、「一閻浮提の人々、各々甲冑をきて
刀杖(きゅうじょう)を手ににぎらん時」
ということです。そして、
「諸仏・諸菩薩・諸大善神の御力(おんちから)の
及ばせ給わざらん時(※注5)」
すなわち、人類絶滅の恐ろしさから、人々はどうしようもないので、
ただ諸仏・諸菩薩・神々に祈る。しかし、なんの加護もない。
そしてついに、「諸人皆死して無間地獄に堕つること
雨のごとくしげからん時」
かくの大戦争でみな死を招いて、無間地獄に堕つること
雨のごとくしげからん時、と。
このとき人を、国をお救いくださるのは
じつに日蓮大聖人、戒壇の大御本尊様だけであられる。
ゆえに新尼抄の最後にですね、
「此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存せば、諸王は国を扶(たす)け、
万民は難をのがれん。乃至、後生の大火炎を脱(のが)るべし」
と、仰せられてんです。
まさに、現当二世にお救いくださるのですね。
ゆえに、誠に恐れ多いことでありますが、戒壇の大御本尊様にはですね、
下段に「右 為現当二世(みぎ・げんとうにせいのため) 
 造立件(くだんのごとし)本門戒壇之(なり)※注6」
と、おしたためになっておられましょう。
「右 為現当二世(みぎ・げんとうにせいのため) 」と、
これすなわち、大聖人様が全人類を現当二世にお救いくださると
いうことを、はっきりとおしたためあそばされた事であります。
大聖人様は諸天に申しつけて、今、この客観情勢をつくらせ給うた。
そして同時に、無数の地涌の菩薩を召しいだして、
日蓮大聖人の大恩徳と戒壇の大御本尊の大功徳を、
知らしめ給うのであります。
この、召しいだされる無数の地涌の菩薩とは、
御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもないんです。
日本国の人々は、「諸人皆死して無間地獄に堕つる」
の大悲惨が眼前に迫ったとき、初めて一切の慢心が消えて、
一同して日蓮大聖人を信じて「南無妙法蓮華経」と
唱え奉るようになる。このことを上野抄に、
「ただをかせ給へ、梵天・帝釈の御計いとして
日本国一時に信ずる事あるべし(
※注7)
こう、ご断言あそばされているのであります。


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※画像はイメージです


さて、先般の日目上人御報恩勤行会において、
仏法と皇室の関係について少し述べましたが、広宣流布の時には
必ず無辺行菩薩(むへんぎょうぼさつ)の再誕、
日興上人が皇室にお生まれになり、
万世一系の皇統(ばんせいいっけいのこうとう※注8)
お継ぎになる、ということがご相伝されております。
これがすなわち、本化国主(ほんげこくしゅ)ですね。
ゆえに弘安元年の法華初心成仏抄にも、こう仰せられている。
「今の国主も又(また)是(か)くの如し。現世安穏・後生なるべき
此の大白法を信じて
国土に弘め給わば、万国に其の身を仰がれ、
後代に賢人の名を留め給うべし。知らず、また、
無辺行菩薩の化身にてましますらむ(※注9)」
重大な御指南ですね。
ここに大聖人様は、無辺行菩薩の再誕、本化国主の徳をですね、
「万国に其の身を仰がれ」と仰せになっている。
日本国だけではない、世界中がその本化国主の徳のもとにですね、
随従するんですよ。
「うわぁ〜、偉大なお方だ。」と、こういうような偉大な徳を
持たれた方が、今の世界にないでしょう。
習近平やプーチンなどは、まさに修羅界の親分ですね。
だから徳などはない、ただ戦争につき進むだけですね。
だが、広宣流布の時には必ず日興上人が本化国主として
ご出現になる。
また、日目上人は一閻浮提の御座主(おんざす)として
ご出現になる。これすべて大聖人様の慈悲広大、
絶大威徳によって、必ずそうなるのであります。
そして順縁広布の時は、下から上にいくんですね。
下々の国民が、最初に目覚めてくんです。
ゆえに本化国主ご出現の前に、
一閻浮提の御座主(おんざす)出現の前に、
どうしてもその序文として、6,000万の地涌出現がなければならない。
この戦いこそ、いま大聖人様が顕正会に命じ給う戦いであります。
広布最終段階において、この大事な御奉公が叶うこと、何よりありがたい。
さあ、なんとしても早く6,000万を成し遂げて、大聖人様に応え奉りたい。
日目上人の遠き足跡が刻まれた近畿こそ、
この戦いの先陣を切ってほしい。
しっかりたのみます。以上。(拍手)

【注記】

※注1 「よも今年は過ごし候はず(撰時抄)
御書名を捕足しました。御文は発言のまま記載しました。

※注2 「此(ここ)において、暫時(ざんじ)筆を閣(お)いて
紅涙(こうるい)白紙に点ず(撰時抄愚記)」
※1に同じ。ご発言のまま記載しました。

※注3「はけんこう」解読不能のため、ひらがなで表記しました。

※注4「諸天怒りをなし、乃至、大地は波のごとく躍(をど)らむ」
新尼抄の御文。ご発言のまま記載しました。

※注5「諸仏・諸菩薩・諸大善神の御(おんちから)の
及ばせ給わざらん時」

おなじく新尼抄より。ご発言のまま記載しました。

※注6「右 為現当二世(みぎ・げんとうにせいのため) 
 造立件(くだんのごとし)本門戒壇之(なり)」 
ふり仮名を、ご発言のまま記載しました。 

※注7「ただをかせ給へ、梵天・帝釈の御計いとして
日本国一時に信ずる事あるべし

上野殿御返事の御文。ご発言のまま記載しました。

※注8 「万世一系の皇統(ばんせいいっけいのこうとう)」
皇室において、永久にひとつの血統が続くことの意。

※注9「今の国主も又(また)是(か)くの如し。
現世安穏・後生なるべき此の大白法を信じて
国土に弘め給わば、
万国に其の身を仰がれ、
後代に賢人の名を留め給うべし。
知らず、また、
無辺行菩薩の化身にてましますらむ(※注9)」
法華初心成仏抄の御文。ご発言のまま記載しました。



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以上をもちまして、近畿大会・浅井会長講演のテープ起こしを終わります。
《前編》《後編》合わせて、約47分間です。
長い長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。

ここで、読者のみなさんにおわびがございます。それは過去記事の、

近畿大会直前スペシャル!平成18年「関西大会」

のなかで、わたしがある予言をしたんですね。
 
さあ、本日こそ西日本広布の出陣であります。(平成18年関西大会より)

その記事で引用した、関西大会での会長講演です。
会長は幾度となく「○○広布の出陣式」と宣言していますよね。

そこで ”近畿大会もこのパターンだな?”と予想し、
わたしは自信たっぷりに、同じセリフを叫ぶであろう勇姿を妄想したのですが。

さあ、本日こそ近畿広布の出陣であります。 

近畿大会では…言いませんでしたね。ひとことも。(涙)
ごめんなさい。浅井会長のお心も知らず、失礼を申し上げました。

浅井会長が、なぜ「出陣式」をしなかったのか。
瑠璃堂が予言したから?まさか。読まれてたか(笑)
推察しますに、「出陣式」どころではなかったのでしょうね。

なぜか?この問題は、前回もお話ししましたね。

それは「近畿大会」なのに近畿会員の活気がまるで見えない、
すなわち大会登壇者の半数以上が北陸・東海(中部)地方の会員に
占められていたという、奇妙な現実です。

近畿はいま、深刻な人材不足なのでしょうか?
現地組織に何があったのか、あくまで推測でしかありませんが、
12月13日の記事には、関連するコメントがいくつか寄せられています。

ありがたくもそれらのコメントと、ほか現地会員さんの情報提供により、
過去に開催された西日本方面の地方大会と、現在の近畿顕正会の
置かれた状況が、少しづつ見えてまいりました。

貴重なコメントや証言を、ありがとうございます。
結論を言いますと、すでに平成18年の「関西大会」でも同様に、
関西地域以外の幹部が、多数登壇していたというのです。

読者の方々には恐れ入りますが、続きはコメント欄にてご確認ください。
また、10年前の関西大会をご存知のかた、西日本方面の情報に明るいかた、
どんなことでもお寄せください。お待ち申し上げております。

長くなりました。そろそろ締めくくりましょう。
地方大会のたびに会長講演を、各登壇をくまなく拝聴しておりますが、
今回の文字起こしはですね、めちゃくちゃ骨が折れましたよ。

好きでやっているとはいえ、はかどらない。作業中に怒りさえ覚えました。
浅井会長、御書を引いてくださるのはいいのですが。
誠に恐縮ですが、やや言い間違いが多かったですね。

もちろん、引用御書のすべてとは言いません。
引用御書については、基本的に顕正会発行の機関紙や
顕正会公式HPを参考に、できるかぎり忠実に訳しております。

顕正会のそれと、日蓮系のあらゆる刊行物とは
じゃっかん表記が異なるため、文末に【注記】欄を設け、
ここでは、浅井会長の発言のまま記載するようにしております。

この作業中に気づいたのが、御書・御文の言い間違いです。
重箱の隅をつつく意図はありません。ただ、宗門や他組織と違うならまだしも、
ご自身の過去の発言…つまり、顕正会の刊行物と違っていたら?マズイですよね。

御年85歳の会長に、このような指摘は酷(こく)かも知れませんが。
活字では、これらの齟齬を知ることはできません。
言葉を音声で聴き取ってこそ、不肖の弟子は考えるのです。

「会長、とうとう耄碌(もうろく)したんじゃないか?」と。

愚かな元弟子の杞憂であることを願います。
ただ「御書は一字一句間違えてはいけない」と徹底教育された元幹部、
古参幹部は、そのささいな言い間違いにも胸騒ぎを覚えることでしょう。

さらに忘れてはなりません、年明けには教学試験がありますのでね。
万が一、書き間違えて不合格になったら大変だ(笑)
更新は新年になりそうですが。受験者は要チェックですよ♪

そういう自分だって誤字脱字など、今回ばかりは自信がありません(涙)
近畿大会の話題はひとまず今日で終えるはずでしたが、
来年の教学試験の話題とからめて、以下は宿題といたします。

どうぞ、期待しないでお待ちくださいね。(笑)
では、今宵はこのへんで失礼します。おやすみなさい。 








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